かつての雑学王が栄光の復興を夢見てつれづれに思いつくままの雑文


by disir323
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踊った。

土曜プレミアムの「踊る大捜査線THE MOVIE 2」を観た。
この間からTVシリーズの再放送、きのうは「THE MOVIE」
そして来週は「真下正義」と「室井慎次」が放送される。

10周年記念ということだけど、去年も10月改編にあわせて
スピンオフを集中的に放送して、
日本テレビ+ジャニーズの連ドラ(タイトル忘れた)をみごとに潰したんだよね。

でも今回は、新作劇場版への布石だという噂も聞いた。
織田裕二の口ぶりからすると、本当っぽい。

さて、「MOVIE2」を観てあらためて思った。
「踊る」ってやっぱり、ヲタクの映画だなって。
オープニングからつっこみどころ満載だよ。
随所に「エヴァ」のオマージュが盛り込まれているのは有名として、
(TVシリーズ最終話とかむしろ「トップをねらえ」っぽい)
「湾岸署」が限りなく「特車2課」に似てるって一番分かるのが本作だよ。
CGなんかそのまんま「パトレイバー」だよ。

で、同じ亀山千広Pなのに「HERO」とは随分違う。

この間「HERO」の感想でTVシリーズとのギャップに触れたけど、
「踊る」に関しては、その点は全く感じない。
確かに、細かくみれば違いはあるけど、「らしさ」はスポイルされていない。
ここはやはり、本広監督の才能というかヲタク力というかなんだろうね。

それに、なんといっても各キャラクターの描き方が
ハリウッド映画並み、いやそれ以上に細かく深い。
そこが、「踊る」の魅力でもあるんだけど。
さすがに、めざせ「ER」だけのことはあるよ。

さて、映画館で観たときにも感じたことなんだけど、
真矢みき演じる沖田管理官が、すごくイヤーな女に描かれているよね。
”頑張る女”のダークサイドをことさらに強調したような。
あれって、警察の世界では実在しそうなキャラなんだろうか?
警察にいるかどうかはともかく、
フェミニズム運動をヒステリックに推進している人にありがちなパターンだよね。
実力もないくせに、ことさらに男に負けないことばかり意識して。
ああいう女がいるから、本当に力のある女性がいつまでも活躍できないんだって
いつも思ってた。昔から。

ああ、そういえば沖田って
その後のスピンオフ作品では、新城(筧利夫)同様”いい人”になっているけど
新城のように、そのプロセスが描かれていない。

ところで、この映画を観たのは
友人の結婚式で訪れていた神戸の映画館だった。
ちょうど式の前日が先行ナイトだったんだ。

あと、いかりやさんの実質的な遺作になっちゃったんだよね。
確か、撮影時だか完成時だかには本人は死を予感していたとか。
だから、この作品中の和久さんは、それまで以上に素晴らしい演技で
一挙手一投足が重いんだよね。

新作が作られるとして、和久さんがいないのは何とも寂しい。
ストーリー的には、MOVIE2で引退しちゃってるから
出てこなくても違和感はないんだろうけど、
遺影のみでの出演は悲しすぎ。
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by disir323 | 2007-10-13 23:52 | 芸術文化